消えていくもの
小学館の「小学六年生」「小学五年生」が今年度でおしまいになるときいた。
ああ、ここでもまた「ぼくらのもの」が消えてしまう。
なん年か前に見かけた時には、週刊誌と変わらないんじゃないか とあきれたものだったが
それでも、時勢に合わなくなってしまったのか。
僕は「小学何年生」まで読んでいたのか・・・
親は全然「教育パパ&ママ」ではなかったけれど
そんな親がなぜかしたことが
実際の学年のひとつ上の「小学○年生」を買ってくれたこと。
これが、僕の活字好奇心をずいぶん刺激したし
読解力をかなり上げてくれた。
ふとしたことで、自分の同学年の「○年生」を読んだ時には
あまりの幼稚さに驚いてしまったくらいだった。
何で、そういうことをしたのかな。
今度きいてみよう。
手塚治虫も藤子不二雄も、僕は「○年生」で知った。
駅内の喫茶店が閉店していることをきょう知った。
張り紙には「8月末をもって」とあった。
2ヵ月も気づかなかった。
ちょっと昔のタイプの「いかにも西洋風」な作りの店だった。
特になにか特徴があるわけでもなく
格別にコーヒーがうまいわけでもなく
サンドウィッチとナポリタンが普通にメニューに載っているような店だった。
当たり前のように、駅の改札口出たところにあって
なんの不思議もない店だった。
僕も、必要に応じて、モーニングセットを食べ、
時間をつぶすためにコーヒー・紅茶を飲んでいた。
朝早い仕事を先輩とすませたあと、ここで一服したこともあった。
あれはもう20年以上前?
特別な思い出もない見せなのに、とてもさびしい。
またひとつ・・・だ
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