45年ぶりの再会
父の誕生日。
・・・(計算中)・・・え、76歳?
おめでとう。いつまでも元気で長生きしてください。
髪を切る。この店とは20代からの長いつきあい。
しばらく前まで全く知らなかったが、東京の華やかな所にも出店しているそれなりに有名な店だった・・・
経営者が娘さんに代替わりして、店の名が今月から変わった。
カット担当のFさんにそのことを話題にしたら、
東京の店では、やってきた客が看板を見て帰ってしまったことがあった、とのこと。
前の名前のほうが好きだったな。
20年前から行きつけの喫茶店に寄る。
最近は、灯りがついていないことが多かったので、心配だった。
もしやして・・・となかばあきらめていたが、営業していた。ひと安心。
2年前に経営者が変わってしまい、ひところの魅力はうせてしまったけれど
それでも、落ち着いてひとときを過ごせる場所。
長く続いてほしい。
今まで若い男性女性がカウンターにいることが多かったが、今日は初老の男女。
その男性=オーナーによると、音楽大学が移転してしまったからだそうだ。
あの若い店員さんたちは、音大の学生さんだったのか・・・そういえば思い当たるふしも。
若ければいいというわけではないが、なにやらさびしい。
デアゴスティーニを2冊購入。
「東宝特撮映画DVDコレクション」の「三大怪獣 地球最大の決戦」 と
「松本清張 点と線」
デアゴスティーニの「アイテムあさり」はパチンコ業界のそれと並んで凄まじいのひとこと。
この世界的不景気の中でなんという貪欲さだ。
オペラからゴジラまでなんだから。
そのうえ、松本清張までとは・・・(今年生誕100年ではあるが)
今現在、いったい何シリーズ発行中なのだ?
そして、シリーズ全てを購入している人はどのくらいいるのだろう?
清張はさておいて、「三大怪獣」には特別な思い出がある。
この作品が、怪獣好き少年=私が2つ目に見た「怪獣映画」なのだ。
近所の駄菓子屋さんの外壁に貼ってある映画ポスターがとにかく衝撃的だった。
キングギドラのなんとカッコイイことか・・・
そして、母に頼んで、駄菓子屋のおばさんにそのポスターをもらえないかきいてもらった。結果・・・大成功!
(上映が終わってからね)
大きなポスターはしばらくの間、我が家=黒い家のふすまに堂々と貼られていた。
幼稚園時代の僕は、暇があればそのポスターを眺めていたものだった。
駄菓子屋のおばさんは、以前のポスターもくれた。
たしか「キングコング対ゴジラ」のポスターだったと思う。
昔の人には、こういうところがあった。
ありがとうね おばちゃん。
当時の僕は、そういうことがきちんと言えなかった(ように思う)。
今回のデアゴスティーニにはそのポスターが縮小されてはいるものの綴じ込まれている。
ただただ、なつかしい。
怪獣映画ポスターは何枚かもらった。
しかし、いつの間にかなくなってしまった・・・
たぶん、家の改築の時だろう。
そして、いつの頃からか、映画ポスターは、駄菓子屋さんの壁には貼られなくなった。
専用の場所に「接着剤で」貼られるようになったのだ。
もうポスターはもらえなくなった。
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