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2009年10月

ファミレス

「スカイラーク」が今日でおしまいになる。
初めて入ったファミリーレストランはスカイラーク。
ファミレスと言えばスカイラークだった。
就職して、初めてファミレスに入れた。
大判のてかてかしたメニューに、自分が稼いだ金好きなモノを食べるささやかな満足感を感じた。
その店は何年かしてバイパス沿いに移り、その地はいま高層オフィスビルが建っている。

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45年ぶりの再会

父の誕生日。
・・・(計算中)・・・え、76歳?
おめでとう。いつまでも元気で長生きしてください。

髪を切る。この店とは20代からの長いつきあい。
しばらく前まで全く知らなかったが、東京の華やかな所にも出店しているそれなりに有名な店だった・・・
経営者が娘さんに代替わりして、店の名が今月から変わった。
カット担当のFさんにそのことを話題にしたら、
東京の店では、やってきた客が看板を見て帰ってしまったことがあった、とのこと。
前の名前のほうが好きだったな。

20年前から行きつけの喫茶店に寄る。
最近は、灯りがついていないことが多かったので、心配だった。
もしやして・・・となかばあきらめていたが、営業していた。ひと安心。
2年前に経営者が変わってしまい、ひところの魅力はうせてしまったけれど
それでも、落ち着いてひとときを過ごせる場所。
長く続いてほしい。
今まで若い男性女性がカウンターにいることが多かったが、今日は初老の男女。
その男性=オーナーによると、音楽大学が移転してしまったからだそうだ。
あの若い店員さんたちは、音大の学生さんだったのか・・・そういえば思い当たるふしも。
若ければいいというわけではないが、なにやらさびしい。

デアゴスティーニを2冊購入。
「東宝特撮映画DVDコレクション」の「三大怪獣 地球最大の決戦」 と
「松本清張 点と線」
デアゴスティーニの「アイテムあさり」はパチンコ業界のそれと並んで凄まじいのひとこと。
この世界的不景気の中でなんという貪欲さだ。
オペラからゴジラまでなんだから。
そのうえ、松本清張までとは・・・(今年生誕100年ではあるが)
今現在、いったい何シリーズ発行中なのだ?
そして、シリーズ全てを購入している人はどのくらいいるのだろう?
清張はさておいて、「三大怪獣」には特別な思い出がある。
この作品が、怪獣好き少年=私が2つ目に見た「怪獣映画」なのだ。
近所の駄菓子屋さんの外壁に貼ってある映画ポスターがとにかく衝撃的だった。
キングギドラのなんとカッコイイことか・・・
そして、母に頼んで、駄菓子屋のおばさんにそのポスターをもらえないかきいてもらった。結果・・・大成功!
(上映が終わってからね)
大きなポスターはしばらくの間、我が家=黒い家のふすまに堂々と貼られていた。
幼稚園時代の僕は、暇があればそのポスターを眺めていたものだった。
駄菓子屋のおばさんは、以前のポスターもくれた。
たしか「キングコング対ゴジラ」のポスターだったと思う。
昔の人には、こういうところがあった。
ありがとうね おばちゃん。
当時の僕は、そういうことがきちんと言えなかった(ように思う)。
今回のデアゴスティーニにはそのポスターが縮小されてはいるものの綴じ込まれている。
ただただ、なつかしい。

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怪獣映画ポスターは何枚かもらった。
しかし、いつの間にかなくなってしまった・・・
たぶん、家の改築の時だろう。
そして、いつの頃からか、映画ポスターは、駄菓子屋さんの壁には貼られなくなった。
専用の場所に「接着剤で」貼られるようになったのだ。
もうポスターはもらえなくなった。

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消えていくもの

小学館の「小学六年生」「小学五年生」が今年度でおしまいになるときいた。
ああ、ここでもまた「ぼくらのもの」が消えてしまう。
なん年か前に見かけた時には、週刊誌と変わらないんじゃないか とあきれたものだったが
それでも、時勢に合わなくなってしまったのか。

僕は「小学何年生」まで読んでいたのか・・・
親は全然「教育パパ&ママ」ではなかったけれど
そんな親がなぜかしたことが
実際の学年のひとつ上の「小学○年生」を買ってくれたこと。
これが、僕の活字好奇心をずいぶん刺激したし
読解力をかなり上げてくれた。
ふとしたことで、自分の同学年の「○年生」を読んだ時には
あまりの幼稚さに驚いてしまったくらいだった。
何で、そういうことをしたのかな。
今度きいてみよう。
手塚治虫も藤子不二雄も、僕は「○年生」で知った。

駅内の喫茶店が閉店していることをきょう知った。
張り紙には「8月末をもって」とあった。
2ヵ月も気づかなかった。
ちょっと昔のタイプの「いかにも西洋風」な作りの店だった。
特になにか特徴があるわけでもなく
格別にコーヒーがうまいわけでもなく
サンドウィッチとナポリタンが普通にメニューに載っているような店だった。
当たり前のように、駅の改札口出たところにあって
なんの不思議もない店だった。
僕も、必要に応じて、モーニングセットを食べ、
時間をつぶすためにコーヒー・紅茶を飲んでいた。
朝早い仕事を先輩とすませたあと、ここで一服したこともあった。
あれはもう20年以上前?
特別な思い出もない見せなのに、とてもさびしい。
またひとつ・・・だ

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ブログのタイトルを変えました。


故郷の家は3代目。
初代は、生まれた時から小学校3年まで9年ほど住んだ家。
改築のために、半年ほどあいて
2代目は、小学3年から、中学、高校を過ごした家。
大学以降は毎年帰省して過ごした。
この家が最も長い思い出がつまっている。
今の3代目の家は、弟が中心になって数年前に建てた家である。

初代の家は、外壁がコールタールで塗ったような板でおおわれていたので
家族と話すときには「黒い家」と呼ぶことがある。
何でも、父の母が、将来結婚して独立する息子の家として
土地建物ごと買っておいてくれた物件と聞いている。
祖母はそれほど資産家だったわけではない。
そういう時代だったのだろう。
今よりはるかに豊かな時代だったように思える。

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