映画4本
先週は、映画を4本見た。
「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」
プレミアスクリーンでお気楽に楽しませていただきました。
なつかしの顔がそろっているのも楽しいが、まさかここに「ニュースペーパー」がから んでいるとは。
しかし、制作時は、まだ福田首相ではなかったのか?それとも
伊部首相が終始腹の調子が悪かったとこを見ると、退陣した後に制作したのか?
ネチコマ ネチコマ の響きが耳に残ってしかたない。
「ハプニング」
シャマラン作品は2度目。前作「ビレッジ」は、「あーなるほどねー」であり「それはわかるんだけどさあ・・・」であった。フィラデルフィア近郊の農村や森の風景がとても美しい。
今作は、それに比べるとはるかに衝撃が強い。とにかく次から次へと人が自殺していくんだから。その原因が作中では明解にされてはいないが(真相らしきものはしっかり描かれている)、自然にはまだまだ謎がある、ということで十分ではないか。明確に語られすぎるのもおもしろくない。
もしいま自分が生存本能を破壊されたとしたら、どうやって死のうとするか。飛び降りかなあ・・・2階からでは無理か。シャマランとしてはわりとうまくまとまっている作品だと思う。
主役がどこかで見た人だと思っていたら、「極大射程」の人でした。
「後悔なんてしない」韓国のゲイ映画です。ただ、主人公2人を男女に置き換えれば典型的な韓国恋愛映画。身分違いの恋、孤児院出身とお坊ちゃま、お坊ちゃまには婚約者がいる、お坊ちゃまの親が口を出してくる、片方にはワルいダチがいる、兄貴を慕う素朴な、しかし薄幸な弟分がいる、ごたごたあってやっと結ばれるがまたしても難題出現、すれちがい。ラスト20分の連続どんでん返し・・・
ストーリーにはつっこみどころありまくりなのだが、韓国人はこのくらい濃厚・極端でないと満足しないのだろう。ソウルの社会構造の一端がおもしろい。
「たみおのしあわせ」オダギリジョー・麻生久美子共演、脚本・監督岩松了 となれば見ないわけにはいきません。劇中で焼き肉(ホルモン焼き?)は食べていたものの、韓国映画とはうってかわった、日本の小都市の穏やかさ・のんびりさ。まとわりつく周囲の目のうるささ。おそろいの作業服で一斉に会社から出て行くおばさん自転車部隊の姿もなつかしい。
そんなほのぼのとした風景の中で進んでいくたみおくんの結婚話。それはそれで幸せそうなのだが、おとうさんの人間関係がきなくさくなってしまった。一見慎ましやかなフィアンセもなにやらある種の「魔性」ぶりがでてきたところで、あの結末。わかるようなわからないような謎の結末。これはにくい。
会場は「バルト9」(本当はヴァルト9?)はネット予約をしていった。金曜夜はガラガラだった(グッズ売り場の担当者すらいない)が、土曜夕方はさすがに大混雑。こんな時は即チケットを発行できるネット予約をおすすめします。
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